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店員「一通り食べられ、お得」
「オーダーナンバー1602番の方。準備できたよ」。7月下旬の夕方、米東部メリーランド州にあるマクドナルドの店舗で、店員がカウンター越しに記者が注文した5ドルマックが出来上がったと告げた。
スマートフォンにダウンロードしたマクドナルドのアプリで簡単に注文できた。ハンバーガーはビーフとチキンの2択で、記者はビーフを選んだ。肉2枚の間にチーズが挟んである。
ポテトとドリンクはSサイズ。マックナゲットは4個入りで、ソースはマスタードを選択した。夏休みのため店内は子ども連れでにぎわっていたが、スマホで注文してから約15分で実際に商品を受け取ることができた。
5ドルセットとは言っても、これに6%の税金がかかるため実際の支払額は5・30ドルになる。日本でも食べ慣れたいつもの味で40代の私には十分な量だ。
20代の女性店員に話を聞いてみた。「販売を始めてから約1カ月だが、今もすごい人気。この値段でハンバーガーからポテトまで一通り入っているので、お得だと思う」。店内を見渡すと、若者や子どもだけでなく、初老の男性も5ドルセットを黙々と食べていた。
「庶民の味方」イメージを取り戻せ
マクドナルドがこのサービスを始めたのは6月25日。背景には、手軽なファストフードの代表格と認識されていたマクドナルドの値上げに対する消費者の強い不満がある。
米国は歴史的な物価高に見舞われ、2022年6月のインフレ率は9・1%に達した。直近の今年6月は3・0%まで下がったが、新型コロナウイルス感…(以下有料版で,残り1548文字)
毎日新聞 2024/7/30 07:00(最終更新 7/30 07:00)
https://mainichi.jp/articles/20240729/k00/00m/020/135000c
引用元: ・米席巻「5ドルマック」の実力は? ライバルも格安セットで対抗 [蚤の市★]
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